テン泊装備品の紹介

テン泊釣行の装備を整理がてら紹介します。

以前はモンベルの軽量ザック55Lを担いでいましたが、やはり諸先輩方から聞いていた通りになりました。重いのは辛いです!

試行錯誤するなかで、四角大輔さんの「バックパッキング登山入門」と出会い劇的に変わりました。

釣行場所としては上流〜源流が対象で、概ね1〜2泊の想定です。

人の装備って気になりますよね!ではご紹介します。

 

【ザック・インナー・ポーチ】

 

ザックは「山と道」のTHREE、45L。余計なものがついてなく、とにかく軽い。

インナーですが雨避けのザックカバーを持たない変わり、濡れて困るものはシートゥサミットのドライバックに全て詰め込んでいます。ザックと大体同じ容量40Lのものです。

行動中に使用しそうな細かいものなどは、パーゴワークスのポーチ「P2」に細引きを通しサコッシュのようにし使っています。釣行時は中身を入れ替え、テンカラ用具を入れます。

 

【幕営用具】

 

幕営(バクエイ)なんて言うとダサいかな?要は寝床周辺のものです。

これは条件次第で変えています。一番軽くて雨も凌げるのがタープだけなのですが、これ私は苦手。屋外でも屋根があって壁があってという自分だけの空間を作っています。

天気予報で全く天気の心配がないときはファイントラックスのツェルト供天気が危ぶまれる時はアライテントのエアライズ気砲靴討い泙后1を凌ぐためのタープは、現在はソルのエマージェンシーブランケットを改造したもの2枚を持っていきます。

グランドシートはタイベックスシート、テント内にフロアシートを敷かない変わりに、ソルエマージェンシービビィの中にシュラフを入れ、シュラフの中にエアマットを入れています。ツェルトは特に夜露が激しいので、水滴を落とすためのスポンジも持ちます。

あとは細引きとペグを必要本数分。これをグラナイトギアの2気室の袋に全て入れています。

 

【寝具】

 

テン泊釣行は暖かくなってからが多いので、シュラフは夏向きのイスカのウルトラライトを使用しています。軽量、コンパクトでまさしくウルトラライト!枕は同じくイスカのものですが、起きた時に頭の下にあったことがありません。マットは銀マットから始まって色々と使用してきましたが、今はクライミットのスリーピングパッドです。今まではザックの外付けのもので、ザック幅が肩幅を越えて邪魔になるときが多々あったので、エア式で畳めるものにしました。

 

【調理器】

 

これも条件で変わってきます。4〜5人で行き、宴会は鍋を囲んで・・・なんて時は生の食材持って、大鍋持って、各自食器持って・・・となりますが、最近は焚き火を頼りにして、食事もアルファ米、湯せん食料など簡単なものにしています。要はお湯沸かせて、岩魚の塩焼き出来て、コーヒー飲めればそれで十分なのです。一応焚き火が出来ないときに備え、固形燃料のストーブを持って行きます。

よって焚き火缶の中と小、自作の五徳、風除け、チタンマグカップ、のこぎり程度になりました。食器は焚き火缶の蓋を利用します。

 

【着替え】

 

釣りを終え、テン場に戻り着替えする前に小さな火を作ります。火は出ていないけど、息をかければ枝が赤くなる状態が続けばOKです。この状態になったらテントに潜り着替えをします。山の夜は寒くなります。軽量のスウェットパンツ、速乾性の長袖シャツ、ベストを着ています。靴下は踝までのものは蚊に刺されますので注意が必要です。それに軽量のサンダルシューズを履き、頭には手ぬぐいを喧嘩かぶりして禿げ隠ししています。

着替えが出来たら外に出て本格的に焚き火を起こします。薪をくべて、新聞紙を被せ、白い煙が出てきたら内輪を勢い良く振れば一気に燃え上がります。

 

【小物類】

 

たかが1泊ですが人間様が外で生活をするとなるとけっこう物が必要になってくることがわかります。それでも以前よりはかなり減ってきました。余計なものは小物類が多いのですが・・・

トイレットペーパーはイスカの専用ケースに入れ、小さなシャベルも入れてます。芯を抜く派、抜かない派があるそうですが、私は芯を抜いて真ん中からペーパーを出すようにしています。

薬類はかなり使いますよ。胃薬、頭痛薬、正露丸、ムヒ、消毒液、包帯、ポイズムリバー、湿布薬など。グループで行く際、人が持ってきているだろう思うのは危険です。必ず個人で用意するべきです。

ヘッドランプは勿論暗くなった屋外で使いますが、モンベルの紙製ランタンを付けて、テント内でも使用します。私は真っ暗が苦手なので一晩中点けています。

洗面具も私には重要な位置にあります。髭が濃いので必ず朝シェービングし、クリームまで塗るほどです。人それぞれルーティンがありますよね。

それと充電器。今や携帯電話は必需品ですし、カメラ代わりにしているのでバッテリーの消耗が激しいです。ヘッドランプの予備電池も持っていきます。新品を入れて行きますが、1回使用したら捨てるようにしています。アタックザックはイギリスのアウトドア通販で、数百円で買ったものですが、20Lもあり軽くて重宝します。

補助ロープは7mmを10m。ちょっとした下りに使ったり、物干し、ツエルトの吊るしあげにと必ず個人で持つべきものです。

 

以上がテント周りの装備になり、これに釣り関連の装備がプラスになります。

釣り関連の装備はまた紹介したいと思っています。

テン泊用具もどんどん進化して、お金をかければより軽く、快適な時間を過ごせるものが続々出てます。でもそこまでの余裕がありませんし・・

東京の三鷹にあるウルトラライト用品専門店「ハイカーズデポ」の土屋さんとお店で話をしたとき、用具を軽くしても所詮はお酒で重くなっちゃうんですよ。と言っておりました。

お酒を1本でも多く持っていくためにウルトラライトを目指しているような。

白い森の白泡の渓

他県への移動自粛が解除されたので、朝日連峰の渓へ行ってきました。

前日夜、渓山さんと出発。翌日昼に三ちゃんと連れ合いのYさんと宿で合流することにした。久しぶりのロングドライブ。渓山さんと交代しながら夜道を走る。渓山さんと顔を合わせるのは4月の釣行以来なので二人とも饒舌だった。話が盛り上がり、あっという間に到着と思ったが山形はやはり遠い。5時間半かけて目的地に無事到着。

宿への林道は狭く、ダート道も所々あるとのことだったので、1時間手前にある道の駅で仮眠することにした。交通量も少ない国道のためか、道の駅の駐車場には4、5台の車しかいない。暗がりをみつけ、渓山さんはテント、私は車中泊。4時間ほど仮眠するはずだったが、トラックのエンジン音が気になり、なかなか眠りにつけなかった。

 

 

浅い眠りしか出来ず、薄ら明るくなってきた5時に身を起こす。テントを畳んで先を急ぐことにした。道に沿う最上川はどんよりと流れ、川幅が広いので湖のようだ。降り続いた雨のせいか、水量も多く濁って見えた。目的の渓は支流であるため心配になる。県道から林道へ入る。この林道の終点が宿となる。林道に沿う川の上流が我々の目的の渓。釣り人らしき地元ナンバーの車がけっこう止まっている。集落を通り過ぎると益々道は狭くなり、舗装道もなくなった。時々宿までの距離表示案内が出てきた。10キロ以上この道が続く。

 

 

 昼に合流なので時間はまだたっぷりある。地元ナンバーの釣り人の車を何台もみかけているので、さぞかしいい釣りが出来るのだろうと思い、我々も竿を出してみることにする。カーブの窪地に車を止め支度にかかる。流れに降りて川を見るとやや濁り気味。水量はちょうどよい。上流で取水されているので、支流からの流れが頼りの場所だ。

渓山さんと距離を保ち釣りあがる。渓相はいいのだが魚の影は全く見えない。水温が低いので活性が上がっていないのか?早々に退渓することにした。

 

 

そこから凡そ20分程で宿に到着。宿泊予約してあることを告げ、釣り場の情報を聞くことにした。昼に戻ってくるようなら川に沿う登山道の3番目の橋くらいまでが限度。橋の前後に何処からでも入渓出来るとのこと。2日前の雨で増水しているとのことだった。取水堤にかかる吊り橋を渡り、白い幹のブナ林のなかの登山道を進む。アップダウンを繰り返し40分ほど歩いた2番目の橋から入渓した。増水で流れは轟々!流芯は白アワをたてながら勢い良く流れ出す。ポイントがほぼ潰されている。落ち込みのサイド、巨岩裏、岸壁の際くらいがポイントとなる。流れの幅は5mくらいだろうか。竿はズームを一番長くして4m、ラインは2.5号を4.2m、ハリスは0.6号を80cmほど。毛鉤は14番の蟻毛鉤にする。渓山さんが入渓地点前を始めたので、私は下流へ足を向けた。

 

 

 

増水で魚も退避しているに違いないと思い。はじめは落ち込みサイドの反転流を探して毛鉤を打ち込む。流れが速いので反転流を反れると毛鉤は見る見る流れに押されていく。対岸から流れ落ちる細い滝の下。水線に沿うようにエグレが出来、小さな反転流をいくつも作る流れになっている。何投目かに理想とする筋に毛鉤が入った。竿先で毛鉤を追う!ハリスが止まり合わせを入れるとガツン!と手元に伝わってきた。立ち位置のバックヤードは余裕がある。バーブレスフックのためテンションを緩めたくない。腕を上げてテンションを保ちつつ後ろに下がる。最後は竿を寝かしラインを持ちネットへ誘導。9寸弱の岩魚。シーズンオフに作ったタモに入魂も出来た。

 

 

 

続くエグレに再度毛鉤を打つ。エグレは5mほど続いている。またここでラインが止まった。先ほどと同じ要領で取り込む。上流を見ると渓山さんはまだ入渓地点前で粘っている。渓山さんに合図をして釣れたことを告げる。渓山さんに魚の付き場を教え、数投目には同じようなポイントから直ぐに抜き上げた。9寸の丸々太った岩魚だった。

平水であればそのまま釣り上ることが可能だが、増水でそうもいかない。対岸へ渡るのも水流が早く、流芯が深いため不可能だ。とうとう通らずになってしまい一旦登山道へ戻ることにし、予定より少し早いが宿に戻ることにした。

 

 

寝不足で身体が重い。そして晴れ間も出るようになり蒸し暑くて汗だくだ。重い足をひきづり取水提の吊り橋を渡ると二人の釣り人がこちらに向かってくる。昼に合流する三ちゃんとYさんだ。すれ違うだろうと思って出発したとのことだ。宿の人から我々の入渓場所を教えてもらったようだ。渓山さんと私は昼飯後に支流へ、三ちゃんとYさんは3つ目の橋前後をやり、17時に宿で合流ということで話がまとまった。

宿前の駐車場でカップ麺とコーヒーで腹を満たす。晴れ間が出ると大朝日岳が一望できる。まだ谷間には雪が残っている。その雪解けの水がこの流れを作っている。宿のオーナーとしばし談笑。午後に入渓する支流への降り方を聞く。穴場ということだが・・・・

 

 

 

林道へ一旦上がる。林道は宿までで、その先は通行止め。川に沿っているが高低差が厳しく、入渓する所が限られているそうだ。初めは舗装されていた林道も、やがて草に覆われ獣道化してくる。1時間程歩き渓へ降りる踏跡を発見!しっかりした道があるから、ということだったが・・・・厳しい。急斜面を枝に頼りながら20分ほどかけ河原に降り立った。

ちょうど沢が二股になる地点でテン場跡がある。釣れれば最高のテン場になるだろう。テン場を通過して右側の沢を釣りあがることにした。本流より水量は落ち着きポイントも多い。適水温に感じるのでパラシュートで釣り上がった。

 

 

 

次々とよいポイントがあるのだが、魚の影が見えない。白アワが消える駆け上がりにパラシュートを流して見る。足元の岩陰に毛鉤が入り、もう一度同じポイントを狙おうとキャスティングしたが、何かに引かれている。ハリスを持ち上げるとクックッと引かれる。渓山さんが石陰で食いついたのが見えたよと。完璧な向こう合わせで1尾上げた。夕飯に1品追加するため久しぶりにキープすることにした。渓山さんも逆さ毛鉤でこの後3匹釣り上げ、16時に退渓することにした。林道までゼーゼー言いながら這い上がる。フェルト底の渓山さんは何度もスリップして大変そうだった。帰りは下りなので楽だと思ったが、脚がガクガクで宿まで長く感じた。

 

 

宿に戻ると三ちゃんがもう帰ってきてた。連れ合いは風呂に入っているそうだ。三ちゃんも2匹良型をキープしてた。本流筋は午後から調子がよくなったようで、ドライで出たとのことだ。キープした以外でもけっこう釣り上げた様子だった。

夕食は18時からなので、塩焼き用に魚を処理し、順番に風呂に浸かる。

宿は夏山前なので我々4名だけ。夕食もソーシャルディスタンスが十分にとれる。岩魚のムニエルを主食とし、小皿の山菜料理を平らげる。夕食後は場所を変えて玄関先で岩魚を焼きながらテンカラ談義。三ちゃんがご馳走してくれた地ビールと、久しぶりの岩魚の塩焼きは旨かった。

 

 

 

翌日は昼まで本流に向かうことにした。昼までなら最上流部への沢へ行くことも可能であろうと思い踏み出したが、昨日の疲れが残っていて、3つ目の橋で断念した。ここで2組に分かれ12時にこの橋で合流することにした。

上流へは私と渓山さんが向かう。登山道が河原と合うところから入渓する。深さ3mはある淵を覗くが魚の影はみえない。上流は大場所が多くテンカラに不利な地形だった。大石に先を塞がれ何度も高巻きする。エサ釣り向きの落ち込み、淵が多い。対岸の岸壁際などを一応狙うが反応はない。暫くすると通らずとなってしまった。

 

 

 

一旦登山道へ戻り上流へ進むことにした。高低差がなくなったところから再度川へ降りる。ここは開けた渓相で、ロングラインをビュンビュン飛ばせる場所だ。荒瀬が続くので、石裏、小さな溜りを狙っていく。渓山さんが対岸近くにある溜りから1本抜いた。9寸型の綺麗な岩魚だ。「あそこやってみなよ」と渓山さんが場所を譲ってくれ、私も型が落ちるが1本抜き上げた。300mほど行く間に渓山さんは3尾くらい上がったようだ。ここでまた通らずなってしまった。左岸から小沢が入っているので登山道まで沢伝いで上がることにし、合流する橋のまで戻ることにした。

 

 

 

川へ降り少し竿を振っていると三ちゃんがこちらに向かってきた。釣果はないようだ。連れ合いのYさんもポイントを覚え、一人で出来るようになった様子。目の前にはいいポイントが広がっているので、やってもらうことにした。

 

 

 

Yさんはパラシュートを使っていた。キャスティングが上手くいかないようで狙い通り毛鉤を落とせない。後ろで見ていた渓山さんが指導してくれた。橋近辺のポイントを全て狙ったところでタイムアウト。宿に戻り帰り支度とする。

 

 

 

梅雨の晴れ間で天気がもってくれたことに感謝。増水さえなければもっとよい釣りが出来たと思う。夏場はアブが多くなり苦労するという。Yさんも堪能したようで、テンカラの楽しさの入り口を潜ったそうだ。9月に再訪して最上流の沢へ入ってみたい。

 

今年二回目の解禁日

久しぶりに竿を振ってきました。

新型コロナで行動を自粛していましたが、緊急事態宣言が解除されて各釣り場も賑わい始めた様子。解除になったものの他県への移動はまだ気が引けるので、営業再開した秋川の養沢毛鉤専用釣り場にした。

 

 

我が家から60分。東京都は思えない風景が広がる。

秋川の山は初夏の陽気で深い緑に覆われ、平和な里の光景に感激した。昼過ぎからの入場なので、家族からリクエストがあったおやきを購入しに行く。あいにく大量の予約注文があり、残りは3個しかないとのことだった。

 

 

目的クリア後、山里を抜けて養沢へ向かう。午後入渓なのでまだ1時間はある。釣り場の最上流まで時々車を止めながら偵察。渓相を見ると昨年とは明らかに違う流れがほとんど。深く大きな淵は半分となり、そして単なる砂利の瀬が続いている区間もある。台風の影響だ。しかし魚はポイントに入っている。

 

 

30分前に受付前の駐車場に入り、コンビニで買った蕎麦で昼食。ゆっくりと支度をして受付を済ませる。もらったバッチの番号は27番。27人が入渓している。

お約束通り受付のログハウス下から釣り上がることにした。最初のポイントは大きな淵でいつも大きなサイズが見える場所だが、少し浅めになり砂利で埋まり魅力が半減してしまった。仕掛けをセットして久しぶりに竿を振る。

 

 

朝から入場した人は皆上流へ進んでしまったらしく下流はがらがらだ。

連日毛鉤で責められスレてる?久しぶりでアタリが分からなくなった?プールが続く区間ではまったく反応が無かった。プールで粘りヒットを繰り返すフライマンを後ろから見学。インジケーターを付けているので小さなサイズのニンフを付けているようだ。私も14番の黒系逆さ毛鉤から16番の蟻毛鉤に替え、ハリスも0.6号に落とすことにした。

 

 

最初の橋を潜ると大きなプールとなる。ブッツケにライズする魚が見えるが私の毛鉤には無反応。そこから渓は深くなり瀬がたんたんと続く。二番目の橋の下にも水深があるプールがある。いつも大きなニジマスが沢山目視出来るが今日は見えない。そして釣れない。もう少し上流へ行くため、一旦道路へ出る。

 

 

三番目の橋の上流から川へ降りる。ここは大石がゴロゴロ転り、短い区間山岳渓流気分を味わえる場所だ。上流から下の狭い淵に毛鉤を打ち、引き気味に誘いを掛ける。一投目でガツンと久しぶりの引きを味わえた。竿を上げたまま下に移動してネットイン。

蟻毛鉤を旨そうに咥えている。

 

 

続いて大石の間の狭いスペースに毛鉤を打ち込む。ここからも良型のニジマスが上がった。

どうやらこの区間は人気なく竿抜けポイントが多いようだ。

少し左足が痺れてきた。前後に釣り人もいないので、ここでのんびりと休憩することにした。

 

 

受付の女性が出発時、「今日は夕立になりそうです」と言っていた通り、黒い雲がかかり始め、ポツリポツリと降ってきた。次の橋までと決めて先に進む。瀬が続く区間だが、ここは台風の影響を受けておらず、所々に石も入りよい流れを形成している。流芯脇の緩流に毛鉤を自然に流す。ハリスが一瞬止まりアワセてみると、心地よい振動が腕に伝わる。20cm強のヤマメが釣れてくれた。毛鉤は変えていないので、16番の蟻毛鉤だ。

 

 

雨も時々大粒になるので、まだ16時前だがここにて終了とした。

暫く来てないうち、いつの間にか川は夏になってしまった。今日は今年の第二の解禁日。今シーズンは僅か三ヶ月半で終了となる。自粛することで、尽く計画をキャンセルしていたが、6月19日からはやっと移動自粛も解除だ。やっと毎年の月2回ペースでの釣行が出来る。一発目は月末の朝日連峰への釣行。凄く楽しみだ。

カディスの巻き方

緊急事態宣言が解除されて人が溢れ出し始めました。

少しほっとした感じですが、油断禁物。第2波が怖い。

このまま良い方向に向かえば、来月19日から他県への移動も自由になるとか!

我慢も限界なのでなんとかその良き方向へ!

 

ドライ系毛鉤カディスの作り方

水面に毛鉤を浮かせ、魚が毛鉤を咥える姿を見て合わせる!スリリングな釣法PART

 

 

トビケラを模した毛鉤です。カディスは自然に流すことはもちろん、沈めても、誘っても、操作を加えても効果的な毛鉤です。サイズを変えたり、ボディー材を変えたりと多種の毛鉤が出来ます。今回は夏の渓で威力発揮、ボディーをピーコックにした大きめのカディスです。

 

・用意するもの

スレッド 黒 6/0

フック  桑原テンカラ3号

ボディー ピーコックハール

ヘア   ディアヘアー ブリーチド(漂白色)

ハックル 黒

スタッカー

 

スレッドでシャンク部を下巻きする。下巻き後、ハックル、ピーコックをスレッドで固定。ピーコックはボディーにするため3,4本、ハックルはボディーに等間隔で巻き付けて行く。

 

ピーコックでシャンク部にボディーとして巻き付けて行く。アイ方向、ベント方向を数回往復させて楕円形にして、アイ手前で固定。

 

ハックルを等間隔で巻いてくる。ハックルの裏がアイ方向になる。アイ手前で固定する。

 

ハックルの上部をややカットし、指で下側にしごく。毛先を下側に向かせておく。

 

エルクヘアをカットする。量としては30本程度が適量。カット後、ヘアの下に付いている初心毛を取る。

 

スタッカーにヘアを入れて、ポンポンと叩き羽根先を揃える。スタッカーから出すと時は指先でゆっくりと引きだす。

 

スタッカーから引き出したままの姿で、ボディーにスレッドで固定する。最初の2巻きくらいはソフトに締め、徐々にきつく締める。ヘアは指先で強く摘まみ上げる感じです。ある程度の巻き付けまで摘ままないと、ヘアが回転してしまいます。

 

ある程度固定出来たら、ヘアの上部を少し長めにカットする。カット後、フックとヘアの間をスレッドで4,5回巻くことにより、ヘアの回転が少なくなる(きつくしまる)

 

ヘアを留めているスレッドをマニキュアで接着し、スレッドをカットする。

 

更にアイ側の長めにカットした余計部分を更にカットし整形する。

 

カットした断面を指で押し、更に整形。指で押すとヘアが扇形にフレアする(広がる)

 

「ドライ系カディス毛鉤」の完成

 

■ドライフライを楽しむ為に

事前準備

パラシュート、カディスなどのドライフライ。水面に浮いてこそ、その性能が発揮され釣り人をたのしませてくれる毛鉤です。毛鉤の浮力を強くするために、タイイイング後に液状フロータントにドブ漬けします。1分程度で十分です。ドブ漬け後は、ピンセットで摘まみだし、ティッシュペーパーの上で自然乾燥させます。乾いた後はドライヤーで更に乾かすと威力が強くなります。

釣り場で浮力を維持させる

タイイング後、リキッド材でコーティングされた毛鉤ですが、釣り場で何度も水面を浮かせたり、魚がフッキングした後のヌルで浮力は低下してしまいます。その為釣り場でのメンテナンスは重要です。現場で使いやすいものがフライショップなどで各社より販売されています。

右から セーム皮、ジェルタイプフロ−タント、ドライシェイク(粉)、ドライシェイクスプレー

フックの大きさ、ウィングの種類で使い分けしますが、ドライシェイク(粉状)がポピュラーです。

 

今年はいきなり山岳渓流から始めます!

足慣らしは管理釣り場へ!解除後の一発目は山形へ向かいます!

パラシュートの巻き方

東京も緊急事態宣言が解除されそうですね。

遠出は様子をみながらになりそうですが、奥多摩周辺に足慣しに行きたいと思っています。

テンカラもハイシーズンに入り、毛鉤を忘れた魚が楽しませてくれそうです。

今回は私が大好きなパラシュートの巻き方を紹介します。

伝承毛鉤でないとテンカラとは言えない!なんて言わないでくださいね!

拘ることは趣味として大変いいことだと思いますが、楽しむ方法は人それぞれ!

 

パラシュートの作り方

水面に毛鉤を浮かせ、魚が毛鉤を咥える姿を見て合わせる!スリリングな釣法

 

日本の渓谷を釣り上がる時に最もピュラーに使用されているパラシュート。本来はフライフィシングのドライ毛鉤ですが、テンカラにも適している毛鉤です。カゲロウの成虫を模した毛鉤で、水面を割って出てくる魚の姿を確認出来、とてもスリリングなテンカラが楽しめます。様々なパターンがありますが、今回はどの渓谷でも実績が高い、ブラックパラシュートの作り方です。

 

・用意するもの

スレッド 黒 6/0 

フック 桑原テンカラ3号・・・フライフックならばドライ用スタンダードタイプの細軸

ポスト(目印) フローティングヤーン若しくはエアロドライウィング(写真)

ハックル コックネック、サドルどちらでも可

ボディー材 毛糸でも可

スレッドで下巻きを施し、ポストをシャンクに付けます。ポストの位置はカゲロウの成虫を模しますので、やや前方(シャンクの1/3)です。

ポストは折り曲げ上に引っ張ります。根元部分にスレッドで柱を作るように巻き上げます。

 

スレッドをベンド側まで巻き下げ、ハックル材の長い羽根をむしりとりテール(尾っぽ)をスレッドで付けます。ボディー材をスレッドに少量からませアイ側に巻き付けて行きます。ボウセン型にします。

 

ボディー材を巻いた後、仕上げにスレッドだけでボディーを荒く巻き、解けの防止をし、アイ側にスレッドを持って行きます。

ハックルを巻く準備。羽根の下側の芯を出しておく。

 

羽根の芯部分を、フックのアイからポストまでの間にスレッドで留める。

 

ポストを中心にハックルを水平に巻く。この巻き数でハックルが密になり浮力を増して行く。巻き数を少なくすれば沈め気味の毛鉤も出来ます。

ハックルは力を入れて強く巻くと、いが栗、ウニのように、毛が上に向いてしまいます。なるべく水平になるよう意識してゆっくり弱めに巻きあげます

 失敗! 強く、厚く巻き過ぎ!

 

パラシュート毛鉤の完成

最後にスレッドでハックルをアイ部分に留め、余計なハックルはカット。

ポストを横から見て、ひし形になるように上部をカットし整える。

逆さ毛鉤の巻き方

今回は逆さ毛鉤です。

水面直下または沈ませ、人為的に誘いをかけて釣る毛鉤です。竿を煽り、水中で毛鉤を上下させます。誘いをかけている時にググッと手に感触が来ます。誘いと合わせが一緒なのでフッキング率が高い毛鉤です。

これも各々違う巻き方があります。以下は私の基本的な逆さ毛鉤の巻き方です。

 

・用意するもの

スレッド(糸)黒 6/0

フック  OWNER 本流テンカラ4号 

ハックル ソフトハックル(ヘンフェザント:雌キジの羽)

ピーコックハール(孔雀の羽根)

ハックルに使うヘンフェザントは羽根の下に付いている産毛をむしりとり、芯だけを残す。

羽根を広げ、フックに固定する部分を作っておく。

フックにスレッドで下巻きを施す。アイ近くにスレッドを戻し、ピーコックハールをフックに固定、団子を作るような感じで巻く。

 

スレッドでハックルをフックに固定。ヘンフェザントの先端を羽根の表面が外側にくるようにする。羽根の長さを考慮し、固定する位置はシャンクの真ん中辺りにしておくと、仕上げが綺麗になる。

 

ハックルを巻く。たまにハックルを指でつぶしながら巻く。巻く最中に羽根の表・裏がクルクルと入れ替わってしまうが、なるべく表面が外側になるようにする。アイの下に作ったピーコックハールの団子表面の高さと斜度に従い、ハックルが開く。

ハックルを固定させるスレッドの留め位置は、ハックルが開き始めるピーコックの団子付近まで、余計な羽根をカットし、再度ピーコックハールを付ける。

 

ピーコックハールを5〜6回巻き、アクセントを入れる。(キラキラが効果的)

 

余分なピーコックハールをカットし、スレッドで胴を作っていく。巻きはフックの曲がり近辺までで、アクセントをつけたピーコックとの間を何度も往復させ、ある程度の太さまでにする。しっかりとスレッドを巻いて行かないと、実釣中に解けの原因となる。(薄くマニキュアなど塗っておくとよい)

最後に大きな投げ縄を作りボディー部分で結ぶ。

 

 

スレッドをカットして終了。

カットする部分は巻き始めでもいいし、巻き終わりのケツ部分どちらでもよい。

ボディーの色を様々にすれば、バリエーションも増えます。

ヘンフェザントの羽根の長さに注意しながら巻いてください。

バランスがよければ見た目がよい毛鉤、最強の毛鉤になります

どっきり!ハエ(10匹)

39県が緊急事態宣言解除となりました。

居酒屋で堂々と夜9時まで飲めるのですね・・・皆さんの努力の賜物です。

しかし東京はもう少しの辛抱。トンネルの出口が針先ほど輝き始めました。

もう少しの間、我慢することにしましょう。

 

3日に一度の買い出し時にダイソーへ寄りました。

奥様の指令で植物活性液を買うためです。

母の日に遠方に住む長男坊がカーネーションを送ってくれたのです。

店内をグルグルと巡っていたら、おもちゃコーナーに入ってしまいました。

そこでこれを発見!「どっきり!ハエ」早速購入です。

「どっきり!クモ」もいましたが、まずはハエです!

かなりリアルです。

昼食時に次男の箸の上に置いたら、効果ありました!「ブルッ!」怒られました。

早速これを実用してみます。

ハエのボディーの長さが愛用の本流テンカラ5号にぴったり。

ゴム性かと思ったら硬質プラスティックのもので針を貫通出来ませんでした。結ぶしかない!

腹になるピーコックと浮力を持たせるため、細めのフーム材をボディーに被せました。

フォーム材の上に少量の瞬間接着剤を使い、どっきり!ハエを仮固定。

スレッドで首、足、羽の部分をフックに巻きつけます。これだけ!

本当はぷかぷか浮くものを作りたいのですが、硬質プラスティックで重量感があります。

多分半沈みとなり、羽部分で水の抵抗がかかるので安定的なアピールは出来ないかな・・・?

改造案としては、びっくり!ハエのボディーを針の軸が埋まる程度削り、フォーム材を一回り大きめにすればドライで通用するかも!

渓へ安心して行ける時期はきっとアブが出る時期。

リアルなシルエットをしているので効果ありそうだけど、イワナ様にはどうみえるのか?

クモもやってみようかな!

 

 

伝承毛鉤の巻き方

 

毛鉤巻きの基本となる伝承毛鉤の巻き方です。
水面直下を自然に流す毛鉤ですが、竿の操作で意識的に浮かせる、沈ませることも出来ます。

テンカラの王道毛鉤です。

 

1.バイスにフック(針)をセット

フックが水平になるように挟みます。

フック・ポイント(針先)がジョー(バイスの先端)からはみ出していると、作業中にスレッドを切る原因になります。

ポイントが隠れるように挟むほうが安全です。

 

2.下巻きをする

ボビンホルダーにセットしたスレッドを少々引き出し、フックのアイ部分から下巻きを始める。

引きだしたスレッドをフックに巻きつける要領で針の水平部分に丁寧にそして密に巻きこみます。

左指で引っ張っている糸の上に時計回りでのせていく感じです。

この下巻きをしっかりしておかないと、今後フックに付けるボディー材、ハックル材が緩んでしまい、実釣時に毛鉤自体がばれてしまう原因になります。

ゆっくり丁寧にベントまで巻く

余分なスレッドをカット

 

3.ボディーを作る

接着剤などで留めるわけではありません。毛鉤作りは全て下巻きから始めたスレッドで固定させます。

今回は簡単に出来る毛糸をボディー材とします。

適当な長さに毛糸をカットし、毛糸の端をフックのベント部に固定します。

固定するにはスレッドをフックに巻き付けて毛糸を固定させることです。

毛糸を固定しながらスレッドをアイまで巻く

毛糸をフックに巻きながらアイ手前まで巻きこみ、スレッドで毛糸を固定する。

ハックル(蓑毛)を巻くスペース2〜3mm程を空けておきます。

 

応用編1(ボディーに模様を入れる)

縞模様などのアクセントを毛鉤のボディーに入れる際、細い針金などを使用します。

ボディー材を巻く前にフックに固定します。

次にボディー材を固定する

ボディー材を先に巻く

アクセントをボディーに巻き、余分はカットする

 

応用編2(ボディー材を使う)

ラビットファー、繊維綿などをボディー材にするには、少量ずつスレッドに絡みつけてフックに巻き付けて行きます。

ファーのモサモサが虫らしくなります。

ボディーにアクセントを付けたり、様々な色を使うことで、自分だけの色々なパターンを自作することが出来ます。

 

4.ハックルを固定する

 

安価なコックサドル、車の毛バタキでも十分です。羽根には裏と表がある。

上の艶があるほうが表、下の若干白っぽくなっているほうが裏。

伝承毛鉤を作成する際は裏がベント側、表がアイ側になるよう巻きます。

毛の長さはゲイプ(針のボディーと針先の幅)の1.2倍程の長さがバランスよく出来ます。

 

フックに羽根を固定する際、下側の羽根を取って芯を出し、スレッドでフックに巻き付けて固定します。

羽根の表がアイ側になるよう、パラリと2〜3回巻きます。

このハックルの巻き回数を増やすことによって、浮き易い毛鉤にすることも出来ます。

羽根の余りをカットし、投げ縄結びでスレッドを2回ほど結びます。

最後にニードルの先端に接着剤(マニキュア)をとり、アイに塗ります。

この際に、ハックルとアイに接着剤が付かないように注意してください。

接着出来たら、スレッドをカットして完成です。

羽根の色、ボディーの色、ボディーの材料、ボディーの形など変えれば、バリエーションに富む毛鉤が出来ます。

毛鉤巻き

STAYHOMEで最低限の外出しか出来ない毎日が続いています。

 

先日買い物ついでに釣具屋へ寄ったときタイイングツール、マテリアルが結構売れているという話を聞きました。これから毛鉤釣りを始めてみようと思っている人か、今まで毛鉤は購入していたけど、これからは自分で巻いてみよう!と思った人だと思います。

新型コロナ渦後は時代が変わると言われています。自分達の意識も変えて行かなければならないと思います。

新しいことにチャレンジするにはちょうどよいタイミングではないでしょうか?

 

テンカラ最大の面白みといえば、何と言っても「自分で巻いた毛鉤を使って渓魚を釣る」ことに尽きると思います。鳥の羽根を始めとして様々な素材を駆使し、これと思う毛鉤を巻く。狙い通りに釣れた時の痺れる快感!エキサイティングでドラマティックな瞬間です!銀白色の閃き!ゴツン!と腕を貫く合わせの衝撃、水面を蹴散らせながら寄って来る魚、これらは自作の毛鉤でしか味わえない感動的なものです。

 

 

 

どの形、どの色が良いのか?イワナには?ヤマメには?アマゴには?あの川にマッチした毛鉤、悪条件をクリア出来る毛鉤、濁った時、晴れの日は・・考えるだけで目が回ってきそうです。これが毛鉤巻きの迷路です。答えはありません。自分で結果を作る作業です。

綺麗に巻いても釣果には関係ないと言う人もいますが、せっかく毛鉤巻きという芸を磨くのであれば、魚が見ても、人が見ても美しい、美味しそうで綺麗な毛鉤を巻きたいです。

想像を膨らませ、自分だけの毛鉤を作りませんか!クリエイティブな世界です!

 

武蔵野テンカラ会の毛鉤巻き講習会時、4種の毛鉤巻きを見につけてもらっています。

講習会で配った冊子を基に、伝承毛鉤、逆さ毛鉤、パラシュート、カディスの作り方を今後紹介して行きたいと思います。

ステイホームでケース作り 2

ステーホームが原則だけど、マンションのベランダで作業してます。

作業をしていると市役所の放送で、「こちらは市役所です。只今緊急事態宣言が発令されています。不要不急外の外出は控えましょう」と1時間に1回くらい放送されています。

日が当たって暖かく、気持ち良い作業場です。

遠くには奥多摩の山々が見えます。早く行きたい!

 

バナーで表裏、側面をまんべんに焦がしたら、紙ヤスリで焦げを削り取ります。

初めは荒めで、木に傷が付くくらいの勢いです。それでも焦げ目は深くまで付いています。

木の筋には削り取った焦げクズが入り込んでいるので、時々歯ブラシで擦り落とします。

徐々に紙ヤスリを細かめのサイズにして、好みの焦げ模様で終了とします。

 

 

 

枠は焦がしたくなかったので、マスキングテープを貼っていました。

真っ黒になった魚シールを剥がすと、なんとなくそれっぽい形になっていました。

かなりムラとなりましたが、古民家の柱調にしたかったので、まぁ〜いいことにします。

次が仕切り板の整形とニスを塗って行きます。

 

 

仕切り板は底の深さ(高さ)と蓋の高さを足した長さにしました。角ばっているとはまらないので角に丸みを付けます。

ニスはかなり薄めて塗り、乾いたら塗ってを3回繰り返しました。

最後は耐水ペーパーで表面のザラ付きを削るとため水研ぎをしました。

これをすると光沢が違ってきます。

 

 

あとは兆番と仕切り板を付ければ完成です。もうひとつの方はフォーム材でフックを挟む型です。

伝承毛鉤と逆さ毛鉤用、ドライフライ用の2種類が完成しました。

 

 

フォーム材も100均の消音クッションのテープです。これに5mm幅で切り込みをカッターで入れます。

蓋の裏にはコルクシートを貼りました。これも100均です。

道具は全て100均で揃えることができますよ。

 

 

是非この機会に!緊急事態宣言下のたっぷりある時間を有効活用しましょう!

珍しく奥さんにも文句言われませんでした。きっと可哀想に見えたのでしょう。

自由になる時が楽しみです!!