カディスの巻き方

緊急事態宣言が解除されて人が溢れ出し始めました。

少しほっとした感じですが、油断禁物。第2波が怖い。

このまま良い方向に向かえば、来月19日から他県への移動も自由になるとか!

我慢も限界なのでなんとかその良き方向へ!

 

ドライ系毛鉤カディスの作り方

水面に毛鉤を浮かせ、魚が毛鉤を咥える姿を見て合わせる!スリリングな釣法PART

 

 

トビケラを模した毛鉤です。カディスは自然に流すことはもちろん、沈めても、誘っても、操作を加えても効果的な毛鉤です。サイズを変えたり、ボディー材を変えたりと多種の毛鉤が出来ます。今回は夏の渓で威力発揮、ボディーをピーコックにした大きめのカディスです。

 

・用意するもの

スレッド 黒 6/0

フック  桑原テンカラ3号

ボディー ピーコックハール

ヘア   ディアヘアー ブリーチド(漂白色)

ハックル 黒

スタッカー

 

スレッドでシャンク部を下巻きする。下巻き後、ハックル、ピーコックをスレッドで固定。ピーコックはボディーにするため3,4本、ハックルはボディーに等間隔で巻き付けて行く。

 

ピーコックでシャンク部にボディーとして巻き付けて行く。アイ方向、ベント方向を数回往復させて楕円形にして、アイ手前で固定。

 

ハックルを等間隔で巻いてくる。ハックルの裏がアイ方向になる。アイ手前で固定する。

 

ハックルの上部をややカットし、指で下側にしごく。毛先を下側に向かせておく。

 

エルクヘアをカットする。量としては30本程度が適量。カット後、ヘアの下に付いている初心毛を取る。

 

スタッカーにヘアを入れて、ポンポンと叩き羽根先を揃える。スタッカーから出すと時は指先でゆっくりと引きだす。

 

スタッカーから引き出したままの姿で、ボディーにスレッドで固定する。最初の2巻きくらいはソフトに締め、徐々にきつく締める。ヘアは指先で強く摘まみ上げる感じです。ある程度の巻き付けまで摘ままないと、ヘアが回転してしまいます。

 

ある程度固定出来たら、ヘアの上部を少し長めにカットする。カット後、フックとヘアの間をスレッドで4,5回巻くことにより、ヘアの回転が少なくなる(きつくしまる)

 

ヘアを留めているスレッドをマニキュアで接着し、スレッドをカットする。

 

更にアイ側の長めにカットした余計部分を更にカットし整形する。

 

カットした断面を指で押し、更に整形。指で押すとヘアが扇形にフレアする(広がる)

 

「ドライ系カディス毛鉤」の完成

 

■ドライフライを楽しむ為に

事前準備

パラシュート、カディスなどのドライフライ。水面に浮いてこそ、その性能が発揮され釣り人をたのしませてくれる毛鉤です。毛鉤の浮力を強くするために、タイイイング後に液状フロータントにドブ漬けします。1分程度で十分です。ドブ漬け後は、ピンセットで摘まみだし、ティッシュペーパーの上で自然乾燥させます。乾いた後はドライヤーで更に乾かすと威力が強くなります。

釣り場で浮力を維持させる

タイイング後、リキッド材でコーティングされた毛鉤ですが、釣り場で何度も水面を浮かせたり、魚がフッキングした後のヌルで浮力は低下してしまいます。その為釣り場でのメンテナンスは重要です。現場で使いやすいものがフライショップなどで各社より販売されています。

右から セーム皮、ジェルタイプフロ−タント、ドライシェイク(粉)、ドライシェイクスプレー

フックの大きさ、ウィングの種類で使い分けしますが、ドライシェイク(粉状)がポピュラーです。

 

今年はいきなり山岳渓流から始めます!

足慣らしは管理釣り場へ!解除後の一発目は山形へ向かいます!

パラシュートの巻き方

東京も緊急事態宣言が解除されそうですね。

遠出は様子をみながらになりそうですが、奥多摩周辺に足慣しに行きたいと思っています。

テンカラもハイシーズンに入り、毛鉤を忘れた魚が楽しませてくれそうです。

今回は私が大好きなパラシュートの巻き方を紹介します。

伝承毛鉤でないとテンカラとは言えない!なんて言わないでくださいね!

拘ることは趣味として大変いいことだと思いますが、楽しむ方法は人それぞれ!

 

パラシュートの作り方

水面に毛鉤を浮かせ、魚が毛鉤を咥える姿を見て合わせる!スリリングな釣法

 

日本の渓谷を釣り上がる時に最もピュラーに使用されているパラシュート。本来はフライフィシングのドライ毛鉤ですが、テンカラにも適している毛鉤です。カゲロウの成虫を模した毛鉤で、水面を割って出てくる魚の姿を確認出来、とてもスリリングなテンカラが楽しめます。様々なパターンがありますが、今回はどの渓谷でも実績が高い、ブラックパラシュートの作り方です。

 

・用意するもの

スレッド 黒 6/0 

フック 桑原テンカラ3号・・・フライフックならばドライ用スタンダードタイプの細軸

ポスト(目印) フローティングヤーン若しくはエアロドライウィング(写真)

ハックル コックネック、サドルどちらでも可

ボディー材 毛糸でも可

スレッドで下巻きを施し、ポストをシャンクに付けます。ポストの位置はカゲロウの成虫を模しますので、やや前方(シャンクの1/3)です。

ポストは折り曲げ上に引っ張ります。根元部分にスレッドで柱を作るように巻き上げます。

 

スレッドをベンド側まで巻き下げ、ハックル材の長い羽根をむしりとりテール(尾っぽ)をスレッドで付けます。ボディー材をスレッドに少量からませアイ側に巻き付けて行きます。ボウセン型にします。

 

ボディー材を巻いた後、仕上げにスレッドだけでボディーを荒く巻き、解けの防止をし、アイ側にスレッドを持って行きます。

ハックルを巻く準備。羽根の下側の芯を出しておく。

 

羽根の芯部分を、フックのアイからポストまでの間にスレッドで留める。

 

ポストを中心にハックルを水平に巻く。この巻き数でハックルが密になり浮力を増して行く。巻き数を少なくすれば沈め気味の毛鉤も出来ます。

ハックルは力を入れて強く巻くと、いが栗、ウニのように、毛が上に向いてしまいます。なるべく水平になるよう意識してゆっくり弱めに巻きあげます

 失敗! 強く、厚く巻き過ぎ!

 

パラシュート毛鉤の完成

最後にスレッドでハックルをアイ部分に留め、余計なハックルはカット。

ポストを横から見て、ひし形になるように上部をカットし整える。

逆さ毛鉤の巻き方

今回は逆さ毛鉤です。

水面直下または沈ませ、人為的に誘いをかけて釣る毛鉤です。竿を煽り、水中で毛鉤を上下させます。誘いをかけている時にググッと手に感触が来ます。誘いと合わせが一緒なのでフッキング率が高い毛鉤です。

これも各々違う巻き方があります。以下は私の基本的な逆さ毛鉤の巻き方です。

 

・用意するもの

スレッド(糸)黒 6/0

フック  OWNER 本流テンカラ4号 

ハックル ソフトハックル(ヘンフェザント:雌キジの羽)

ピーコックハール(孔雀の羽根)

ハックルに使うヘンフェザントは羽根の下に付いている産毛をむしりとり、芯だけを残す。

羽根を広げ、フックに固定する部分を作っておく。

フックにスレッドで下巻きを施す。アイ近くにスレッドを戻し、ピーコックハールをフックに固定、団子を作るような感じで巻く。

 

スレッドでハックルをフックに固定。ヘンフェザントの先端を羽根の表面が外側にくるようにする。羽根の長さを考慮し、固定する位置はシャンクの真ん中辺りにしておくと、仕上げが綺麗になる。

 

ハックルを巻く。たまにハックルを指でつぶしながら巻く。巻く最中に羽根の表・裏がクルクルと入れ替わってしまうが、なるべく表面が外側になるようにする。アイの下に作ったピーコックハールの団子表面の高さと斜度に従い、ハックルが開く。

ハックルを固定させるスレッドの留め位置は、ハックルが開き始めるピーコックの団子付近まで、余計な羽根をカットし、再度ピーコックハールを付ける。

 

ピーコックハールを5〜6回巻き、アクセントを入れる。(キラキラが効果的)

 

余分なピーコックハールをカットし、スレッドで胴を作っていく。巻きはフックの曲がり近辺までで、アクセントをつけたピーコックとの間を何度も往復させ、ある程度の太さまでにする。しっかりとスレッドを巻いて行かないと、実釣中に解けの原因となる。(薄くマニキュアなど塗っておくとよい)

最後に大きな投げ縄を作りボディー部分で結ぶ。

 

 

スレッドをカットして終了。

カットする部分は巻き始めでもいいし、巻き終わりのケツ部分どちらでもよい。

ボディーの色を様々にすれば、バリエーションも増えます。

ヘンフェザントの羽根の長さに注意しながら巻いてください。

バランスがよければ見た目がよい毛鉤、最強の毛鉤になります

どっきり!ハエ(10匹)

39県が緊急事態宣言解除となりました。

居酒屋で堂々と夜9時まで飲めるのですね・・・皆さんの努力の賜物です。

しかし東京はもう少しの辛抱。トンネルの出口が針先ほど輝き始めました。

もう少しの間、我慢することにしましょう。

 

3日に一度の買い出し時にダイソーへ寄りました。

奥様の指令で植物活性液を買うためです。

母の日に遠方に住む長男坊がカーネーションを送ってくれたのです。

店内をグルグルと巡っていたら、おもちゃコーナーに入ってしまいました。

そこでこれを発見!「どっきり!ハエ」早速購入です。

「どっきり!クモ」もいましたが、まずはハエです!

かなりリアルです。

昼食時に次男の箸の上に置いたら、効果ありました!「ブルッ!」怒られました。

早速これを実用してみます。

ハエのボディーの長さが愛用の本流テンカラ5号にぴったり。

ゴム性かと思ったら硬質プラスティックのもので針を貫通出来ませんでした。結ぶしかない!

腹になるピーコックと浮力を持たせるため、細めのフーム材をボディーに被せました。

フォーム材の上に少量の瞬間接着剤を使い、どっきり!ハエを仮固定。

スレッドで首、足、羽の部分をフックに巻きつけます。これだけ!

本当はぷかぷか浮くものを作りたいのですが、硬質プラスティックで重量感があります。

多分半沈みとなり、羽部分で水の抵抗がかかるので安定的なアピールは出来ないかな・・・?

改造案としては、びっくり!ハエのボディーを針の軸が埋まる程度削り、フォーム材を一回り大きめにすればドライで通用するかも!

渓へ安心して行ける時期はきっとアブが出る時期。

リアルなシルエットをしているので効果ありそうだけど、イワナ様にはどうみえるのか?

クモもやってみようかな!

 

 

伝承毛鉤の巻き方

 

毛鉤巻きの基本となる伝承毛鉤の巻き方です。
水面直下を自然に流す毛鉤ですが、竿の操作で意識的に浮かせる、沈ませることも出来ます。

テンカラの王道毛鉤です。

 

1.バイスにフック(針)をセット

フックが水平になるように挟みます。

フック・ポイント(針先)がジョー(バイスの先端)からはみ出していると、作業中にスレッドを切る原因になります。

ポイントが隠れるように挟むほうが安全です。

 

2.下巻きをする

ボビンホルダーにセットしたスレッドを少々引き出し、フックのアイ部分から下巻きを始める。

引きだしたスレッドをフックに巻きつける要領で針の水平部分に丁寧にそして密に巻きこみます。

左指で引っ張っている糸の上に時計回りでのせていく感じです。

この下巻きをしっかりしておかないと、今後フックに付けるボディー材、ハックル材が緩んでしまい、実釣時に毛鉤自体がばれてしまう原因になります。

ゆっくり丁寧にベントまで巻く

余分なスレッドをカット

 

3.ボディーを作る

接着剤などで留めるわけではありません。毛鉤作りは全て下巻きから始めたスレッドで固定させます。

今回は簡単に出来る毛糸をボディー材とします。

適当な長さに毛糸をカットし、毛糸の端をフックのベント部に固定します。

固定するにはスレッドをフックに巻き付けて毛糸を固定させることです。

毛糸を固定しながらスレッドをアイまで巻く

毛糸をフックに巻きながらアイ手前まで巻きこみ、スレッドで毛糸を固定する。

ハックル(蓑毛)を巻くスペース2〜3mm程を空けておきます。

 

応用編1(ボディーに模様を入れる)

縞模様などのアクセントを毛鉤のボディーに入れる際、細い針金などを使用します。

ボディー材を巻く前にフックに固定します。

次にボディー材を固定する

ボディー材を先に巻く

アクセントをボディーに巻き、余分はカットする

 

応用編2(ボディー材を使う)

ラビットファー、繊維綿などをボディー材にするには、少量ずつスレッドに絡みつけてフックに巻き付けて行きます。

ファーのモサモサが虫らしくなります。

ボディーにアクセントを付けたり、様々な色を使うことで、自分だけの色々なパターンを自作することが出来ます。

 

4.ハックルを固定する

 

安価なコックサドル、車の毛バタキでも十分です。羽根には裏と表がある。

上の艶があるほうが表、下の若干白っぽくなっているほうが裏。

伝承毛鉤を作成する際は裏がベント側、表がアイ側になるよう巻きます。

毛の長さはゲイプ(針のボディーと針先の幅)の1.2倍程の長さがバランスよく出来ます。

 

フックに羽根を固定する際、下側の羽根を取って芯を出し、スレッドでフックに巻き付けて固定します。

羽根の表がアイ側になるよう、パラリと2〜3回巻きます。

このハックルの巻き回数を増やすことによって、浮き易い毛鉤にすることも出来ます。

羽根の余りをカットし、投げ縄結びでスレッドを2回ほど結びます。

最後にニードルの先端に接着剤(マニキュア)をとり、アイに塗ります。

この際に、ハックルとアイに接着剤が付かないように注意してください。

接着出来たら、スレッドをカットして完成です。

羽根の色、ボディーの色、ボディーの材料、ボディーの形など変えれば、バリエーションに富む毛鉤が出来ます。

毛鉤巻き

STAYHOMEで最低限の外出しか出来ない毎日が続いています。

 

先日買い物ついでに釣具屋へ寄ったときタイイングツール、マテリアルが結構売れているという話を聞きました。これから毛鉤釣りを始めてみようと思っている人か、今まで毛鉤は購入していたけど、これからは自分で巻いてみよう!と思った人だと思います。

新型コロナ渦後は時代が変わると言われています。自分達の意識も変えて行かなければならないと思います。

新しいことにチャレンジするにはちょうどよいタイミングではないでしょうか?

 

テンカラ最大の面白みといえば、何と言っても「自分で巻いた毛鉤を使って渓魚を釣る」ことに尽きると思います。鳥の羽根を始めとして様々な素材を駆使し、これと思う毛鉤を巻く。狙い通りに釣れた時の痺れる快感!エキサイティングでドラマティックな瞬間です!銀白色の閃き!ゴツン!と腕を貫く合わせの衝撃、水面を蹴散らせながら寄って来る魚、これらは自作の毛鉤でしか味わえない感動的なものです。

 

 

 

どの形、どの色が良いのか?イワナには?ヤマメには?アマゴには?あの川にマッチした毛鉤、悪条件をクリア出来る毛鉤、濁った時、晴れの日は・・考えるだけで目が回ってきそうです。これが毛鉤巻きの迷路です。答えはありません。自分で結果を作る作業です。

綺麗に巻いても釣果には関係ないと言う人もいますが、せっかく毛鉤巻きという芸を磨くのであれば、魚が見ても、人が見ても美しい、美味しそうで綺麗な毛鉤を巻きたいです。

想像を膨らませ、自分だけの毛鉤を作りませんか!クリエイティブな世界です!

 

武蔵野テンカラ会の毛鉤巻き講習会時、4種の毛鉤巻きを見につけてもらっています。

講習会で配った冊子を基に、伝承毛鉤、逆さ毛鉤、パラシュート、カディスの作り方を今後紹介して行きたいと思います。

ステイホームでケース作り 2

ステーホームが原則だけど、マンションのベランダで作業してます。

作業をしていると市役所の放送で、「こちらは市役所です。只今緊急事態宣言が発令されています。不要不急外の外出は控えましょう」と1時間に1回くらい放送されています。

日が当たって暖かく、気持ち良い作業場です。

遠くには奥多摩の山々が見えます。早く行きたい!

 

バナーで表裏、側面をまんべんに焦がしたら、紙ヤスリで焦げを削り取ります。

初めは荒めで、木に傷が付くくらいの勢いです。それでも焦げ目は深くまで付いています。

木の筋には削り取った焦げクズが入り込んでいるので、時々歯ブラシで擦り落とします。

徐々に紙ヤスリを細かめのサイズにして、好みの焦げ模様で終了とします。

 

 

 

枠は焦がしたくなかったので、マスキングテープを貼っていました。

真っ黒になった魚シールを剥がすと、なんとなくそれっぽい形になっていました。

かなりムラとなりましたが、古民家の柱調にしたかったので、まぁ〜いいことにします。

次が仕切り板の整形とニスを塗って行きます。

 

 

仕切り板は底の深さ(高さ)と蓋の高さを足した長さにしました。角ばっているとはまらないので角に丸みを付けます。

ニスはかなり薄めて塗り、乾いたら塗ってを3回繰り返しました。

最後は耐水ペーパーで表面のザラ付きを削るとため水研ぎをしました。

これをすると光沢が違ってきます。

 

 

あとは兆番と仕切り板を付ければ完成です。もうひとつの方はフォーム材でフックを挟む型です。

伝承毛鉤と逆さ毛鉤用、ドライフライ用の2種類が完成しました。

 

 

フォーム材も100均の消音クッションのテープです。これに5mm幅で切り込みをカッターで入れます。

蓋の裏にはコルクシートを貼りました。これも100均です。

道具は全て100均で揃えることができますよ。

 

 

是非この機会に!緊急事態宣言下のたっぷりある時間を有効活用しましょう!

珍しく奥さんにも文句言われませんでした。きっと可哀想に見えたのでしょう。

自由になる時が楽しみです!!

 

 

ステイホームでケース作り1

早く渓へ立ちたい!どうすればいいのか?

ステイホーム!不要不急外はお家にいることが一番の近道。

仕事はリモートワークだし、GWで時間はたっぷりある。

道具を整理しつつ、新しいものを作ることにした。

 

以前100均のキャンドゥで買い込んだ桐の箱で毛バリケースを作る。


 

丁番を全て外し、底の方をカット。柔らかい素材なのでカッターで切れます。

蓋の方は毛バリケースの底に丁度よい深さ。

底の方は毛バリケースの蓋にします。カット数が少なくて済みます。


 

カットした面のバリを紙ヤスリで綺麗にします。

今回はフォーム材に毛バリを挟むタイプでなく、仕切り板タイプを作ります。

仕切り板も100均で購入。6スペース分の板をカッターでカット。


 

今回は色付けをします。タモを作る際、渓山さんから教えてもらった、バーナーで焼き色を付ける方法です。


 

少し焦げ過ぎか?と思うところまでバーナーで炙ります。最初怖いです!

少し燃やしてしまいましたが・・・・大丈夫!


アクセントに魚が飛び跳ねている影を入れたいので、シール紙を切り取り両面テープで止めます。

続きはPART2で!

自粛は辛いけど!

こんなことになるなんて、人生の想定外のことが起きてしまった。

横浜のクルーズ船内感染は他人事のように感じ、まだ外を平気で歩き、通勤し、外食もし、普段通りの生活をしていた。

国内の感染者数が増加して来ても、自分は大丈夫、自然の中にはコロナはいないと釣行もした。(反省しています)

しかし、それから数週間まだ一月も経っていない今、国が自粛を呼びかけ、身近な方も亡くなるに至ってしまった。

大好きなテンカラには丁度よい時期。もちろんウズウズが止まらない。

 

 

自分は大丈夫、感染したら自己責任と思って釣行している方々・・・

もう自己責任はありません!他人に迷惑絶対かけます!後ろめたさも感じているでしょう。

漁協も来ないでくれと言ってます。不要不急外の外出は嫌がられているんです。

だから今はグッと我慢しましょう。専門家の言うこと聞きましょうよ。

自由が訪れたときは、テンカラには盛期となっているでしょう。

毛バリを忘れた、スレていない魚がばんばん毛バリにかかってくれるはずです。

皆で難局を乗り切りましょうよ!

 

 

 

 

 

 

3密の無い場所

本来の計画は11日〜12日に岐阜の蒲田川へ行く予定だったが、この状況下4名で1台の車で行くのはリスクが高いと判断し計画を断念、日帰りで渓山さんと4年前発眼卵放流を行った渓へ行くことにした。

当初は道の駅で渓山さんをピックアップして1台の車で行く予定だったが、万一に備え各々の車で現地へ向かうことにした。

人との接触を最小限にしたいが、昼食と入漁券を買うためコンビニへ寄る。朝早いので店には数人しかいないがマスクは必須だ。渓山さんの現在位置を確認するため電話をすると、もう待ち合わせ場所まで数キロとのこと。コンビニで朝飯をと思っていたが、車の中で食べながら待ち合わせ場所へ向かった。

国道から林道へ入る。3月に同場所へ行ったメンバーによると、昨年の台風19号で崩落が激しく、上流の砕石場までとのことだ。いつもより30分程長く歩くことになる。キャンプ場前で渓山さんと合流、顔色もいいし、相変わらず高めのテンションで一安心。車を10分ほど進めるとゲートが掛かかり、数台の車が止まっていた。登山か?釣りか?そそくさと支度を済ませ、8時10分にスタートした。

 

 

 

林道の崩落が激しい。復活にはどのくらいかかるのか?奥のヒュッテ、キャンプ場も土砂のために休業中だ。春を向かえ少し遅咲きの桜は満開。台風とコロナさえなければデイキャンプを楽しむ家族で賑わっていたことだろう。林道を埋め尽くした土砂を2〜3乗り越え、いつもの車止めゲートに到着。久しぶりの歩きで少々くたびれた。昨年から続いている足の痺れはまだ大丈夫だ。入渓場所まであと20分程。ふとコロナを思い出しマスクをする。

 

 

 

林道の遥か下の流れを見ると丁度よい水量だ。林道のカーブを作る尾根から踏み後を辿って下降する。徐々に流れの音が聞こえ始め河原に降り立つ。台風の影響であろう、小石で川は埋められ水深が浅い。ポイントもかなり絞られると思う。水温は9度と低めだが、日が差し込んでくれば魚の活性も上がると思ったが・・・

 入渓して暫くは長い瀬が続き、ポイントは石の裏、ブッツケのエグレと二人で釣り上がるには少ない。河原は広いが細流が続き、竿を出す場所が限られるので遡行が早い。30分程歩くと連続した落ち込みで良ポイントが続いている。落ち込み際の緩流に毛鉤入れ、流れにのせると、対岸の岩盤エグレから毛鉤を追う魚が見えた。もう一度同じ流れにトレースするが見破られたか?その後、渓山さんが狙う。後ろで見ていると魚が追ってきた。しかし咥えない。

 

 

 

いつも数尾の魚が確認出来るブッツケの淵も浅くなり魅力ない場所となっていた。しかしその上流にいままでにない大場所が出来ていた。まずは私のドライフライで際に出来る反転流に流し込む。渦の幾つかの筋に乗せるが出てこない。水深があるので底に張り付いているのか。続いて渓山さんがサイズ16番ほどの黒系の毛鉤を打ち込む。流れに乗せて毛鉤を深く沈めている。ハリスが一瞬不動になった時に合わせを入れる。「いい型だ!」渓山さんの竿がしなっている。手元に寄せたのは25cmほどのイワナだった。

 

 

 

 

 暫く行くと最初の堰堤が現れた。堰堤手前は青く輝くよい淵があるが魚の影は見えない。堰堤の落ち込みもすっかり土砂に埋まってしまった、今日は水量があり、ぎりぎり魚が泳げる深さになっている。しかしながら反応は無し!

以前は左岸を堰堤に沿って登り越せたが、上部の岩が崩れてしまい高巻きを強いられた。この川は幾つもの堰堤があるが巻き道、ハシゴを使えば簡単に乗り越せる。堰堤間にも魚がいることは以前確認済みだが、これだけ土砂で埋まってしまい魅力は薄れるばかりだ。堰堤を越すと広いフラットな河原になり、左岸に細い流れがあるだけ。流れの中にポイントは無く、直ぐに次の堰堤が現れる。堰堤の落ち込みだけがポイントだった。ここのポイントも浅い。左側の緩流に毛鉤を打ち込む。水の飛沫でラインが揺れるが、くッ!と糸が引っ張られる感覚を覚えた。合わせを入れると魚が乗っている。手元に寄ってきたのは15cmほどのイワナ。今年初のイワナだった。

 

 

 

この堰堤はハシゴを使って登るが、上に出たところあっという間に次の堰堤となってしまう。竿を畳んでガレバを攀じ登って越すことにした。堰堤の上はまるで火星のような光景。がれた石ばかりの大きな河原だ。ここは川を囲む小さな谷の落石が堆積して出来た地形とのことだ。川の流れはこの石の下にある。間もなく魚止めの滝。今日はこの滝を越えて支流に入る計画だ。滝上から渓相は一変し山岳渓流となる。

 

 

 

 

 

 魚止め周辺も昨年の台風で一変してしまった。淵が見事に埋まっている。ここは谷が一気に狭まるところで、おそらく台風時はトヨのようになってしまったのだろう。前で釣りをする渓山さんの頭上にその当時の水線が残っていた。魚止め滝までコマめにポイントを探ったが反応はない。一旦下流へ戻り右岸の細い流れの岩盤を攀じ登る。直登は登山道になっているので、10mほどのところからトラバースする。崩落場所のロープを頼るが、足元が以前より削られていて不明確だ。魚止め滝上のガレ場を通過して上流へ踏み込んだ。

 

 

 

 

 

 唯でさえ荒々しい渓相だが、一層の荒々しさを感じる。発眼卵放流をした淵は大きな一つの石で壊され、上流側右岸の壁も見事に崩れていた。しかしここから上流は渓相を保ち、見事なポイントの連続だった。大小の滝の連続でイワナの好場所が多く、ポイントも絞り易い。しかし反応は鈍い。所々に残雪があり、ウエーディングソックスに入ってくる水がとても冷たい。下流は新緑が芽吹いていたが、ここはまだ様子がない。大場所を攻める渓山さんが雄叫び!これは大きいぞ!竿先がブルンブルン!9寸型のいいイワナが上がった。

 

 

 

 

 

間もなくすると二股になる。今回は左の沢に入ってみる。この沢も高い壁に囲まれ、高低差がある流れとなる。典型的なイワナのポイントが一層多くなるが反応はない。渓山さんは先ほど良型を釣り上げたので先を譲ってくれる。渓山さんがここにいると言うので、14時まで釣りあがる約束をして登って行くが・・・・足の痺れも出てきたので・・・・残念。

 

 

 

 

 

帰りは林道を使って1時間半ほどで車に戻れた。

人との接触は相棒だけ、そして3密がない場所。今は自然の中が一番安全地帯ではないかな?